だいじおまへん
2021年04月23日
大阪ことば あいうえお
た
だいじおまへん
勝ち運もってる…
祝 西 純矢投手
初登板 5回ノーヒットピッチングで
初勝利
こちら道修町研究所
『知らん 言葉調べよ?』と
休憩室の
共用PC席に向う…
『昆ちゃん
休憩室設置のPC
撤去やデ…』と
庶務のドンふら子が 説明。
コロナでなければ
大相撲の向こう正面で
観戦する
昆顧問。
所員は 昆顧問を
コンちゃんと呼んでる。
だいじおまへん
『だんない だんない』と
言うてる昆ちゃんのメガネ
ずり落ちてる。
だいじおまへん
≒差支えありません
だんない≒かまわない≒別条ないわ
気をきかせた ふら子が
休憩室用の 新聞を渡すと
『えぇ記事有るがな』と
声出して 読みはじめた。
なになに
大相撲東関(あずまぜき)部屋の標語
「十の心」?
元 親方
(ハワイ出身の 元外人
人気力士の高見山さん)は
弟子たちに
「十の心」を
唱和させた。
『どんな心?』と ふら子。
①おはようという親愛の心
②はいという素直な心
③すみませんという反省の心
④どうぞという謙譲の心
⑤私がしますという奉仕の心
⑥ありがとうという感謝の心
⑦おかげさまでという謙虚な心
⑧お疲れさんという労りの心
⑨なにくそという忍耐の心
⑩嘘をつくなという正直な心
※労り(いたわり)
これらの心は
ニホンジンの
礼の精神に
通じるもので
大相撲を通して
「入日本化」した
姿だと言えようと 記者は書いている。
話し
はしょって……
大相撲の継承発展を考える
有識者会議が 約2年間もかけ
提言書を作成して
日本相撲協会に
提言したんやが…
『その中に
出てきた言葉のひとつが
入日本化』
この提案書によると
外国出身力士が
活躍する現状を
「多国籍化」
日本の大相撲の
伝統と慣習の
受け入れを
「入日本化(にゅうにほんか)」と
表現した。
『どういう意味?』
記事を読み続けるコンちゃん。
なになに
同じく日本固有の
武道である
柔道や剣道を比較検討し
五輪競技として
国際化の道へ進んだ
柔道ではなく
日本の伝統文化として
海外への普及を図った
剣道と
同じ方向性を
目指すべきだとした。
たしかに 国際柔道は
もはや
『日本の意見が通らない…』
土俵の国際化については
外国出身力士への門戸を
今後も開きつつも
指導する師匠や
親方の責任を強調。
力士になる場合に
国籍は問わない一方
親方となる際には
日本国籍の取得が必要とし
「力士に
『我が国固有の国技』である
相撲道を教える立場にある」との
理由を示した。
『なるほどなるほど』
この提言書は
世界に唯一無二の
国技を後世に残していくだけの
座標軸ともいえる
内容になっていて
その前提として
掲げた概念が
「入日本化 にゅうにほんか」と
いう言葉なんや…な。
『就職試験単語に出てくるで!』
記事を読み続けて…
今や 大相撲は
外国出身力士の存在抜きで
語れない。
多国籍化の現状と
大相撲の伝統や
慣習を守ることを
どう両立させるのか。
国際化と表現すると
国技が外国人の参入で
変容するとのイメージを
与えかねない。
その意味でも
相撲文化になじみ
部屋生活に溶け込む
「大相撲
(日本)への
入門」
という表現は 的確な概念だ。
『それで 入 日本化なんや』
日本人 外国人を問わず
力士は 丁髷(ちょんまげ)を
結い 着物を着用し
礼節を
重んじるよう求められるのは
このためだ。
高見山さんは
有識者会議の席上
「弟子にアメリカ人も
日本人も関係ない
我慢と忍耐 義理と人情
大相撲社会の伝統と良さを
伝えることが僕の恩返しだ」と
指導者としての理念を
説明したと言う。
この思いを体現したのが
稽古場に掲げた
「十の心」なんや。
『素晴らしい』
(おまけ)
大相撲の師匠は
父として
おかみさんが
母となり
兄弟子たちと 兄弟として
一つ屋根の下で
疑似家族として
寝食を共にする。
しかも
多くの弟子たちは
相撲の未経験者。
高い技術をもった
選手を入団させる
他の プロスポーツとは
大きく
様相を異にする。
その輪の中に
外国人力士を
温かく迎え入れ
一から育てていくのは
これこそ
「入日本化」に ほかならない。
読売の上村記者
『えぇ記事書いてる…』と 横町の大旦那。
た
だいじおまへん
勝ち運もってる…
祝 西 純矢投手
初登板 5回ノーヒットピッチングで
初勝利
こちら道修町研究所
『知らん 言葉調べよ?』と
休憩室の
共用PC席に向う…
『昆ちゃん
休憩室設置のPC
撤去やデ…』と
庶務のドンふら子が 説明。
コロナでなければ
大相撲の向こう正面で
観戦する
昆顧問。
所員は 昆顧問を
コンちゃんと呼んでる。
だいじおまへん
『だんない だんない』と
言うてる昆ちゃんのメガネ
ずり落ちてる。
だいじおまへん
≒差支えありません
だんない≒かまわない≒別条ないわ
気をきかせた ふら子が
休憩室用の 新聞を渡すと
『えぇ記事有るがな』と
声出して 読みはじめた。
なになに
大相撲東関(あずまぜき)部屋の標語
「十の心」?
元 親方
(ハワイ出身の 元外人
人気力士の高見山さん)は
弟子たちに
「十の心」を
唱和させた。
『どんな心?』と ふら子。
①おはようという親愛の心
②はいという素直な心
③すみませんという反省の心
④どうぞという謙譲の心
⑤私がしますという奉仕の心
⑥ありがとうという感謝の心
⑦おかげさまでという謙虚な心
⑧お疲れさんという労りの心
⑨なにくそという忍耐の心
⑩嘘をつくなという正直な心
※労り(いたわり)
これらの心は
ニホンジンの
礼の精神に
通じるもので
大相撲を通して
「入日本化」した
姿だと言えようと 記者は書いている。
話し
はしょって……
大相撲の継承発展を考える
有識者会議が 約2年間もかけ
提言書を作成して
日本相撲協会に
提言したんやが…
『その中に
出てきた言葉のひとつが
入日本化』
この提案書によると
外国出身力士が
活躍する現状を
「多国籍化」
日本の大相撲の
伝統と慣習の
受け入れを
「入日本化(にゅうにほんか)」と
表現した。
『どういう意味?』
記事を読み続けるコンちゃん。
なになに
同じく日本固有の
武道である
柔道や剣道を比較検討し
五輪競技として
国際化の道へ進んだ
柔道ではなく
日本の伝統文化として
海外への普及を図った
剣道と
同じ方向性を
目指すべきだとした。
たしかに 国際柔道は
もはや
『日本の意見が通らない…』
土俵の国際化については
外国出身力士への門戸を
今後も開きつつも
指導する師匠や
親方の責任を強調。
力士になる場合に
国籍は問わない一方
親方となる際には
日本国籍の取得が必要とし
「力士に
『我が国固有の国技』である
相撲道を教える立場にある」との
理由を示した。
『なるほどなるほど』
この提言書は
世界に唯一無二の
国技を後世に残していくだけの
座標軸ともいえる
内容になっていて
その前提として
掲げた概念が
「入日本化 にゅうにほんか」と
いう言葉なんや…な。
『就職試験単語に出てくるで!』
記事を読み続けて…
今や 大相撲は
外国出身力士の存在抜きで
語れない。
多国籍化の現状と
大相撲の伝統や
慣習を守ることを
どう両立させるのか。
国際化と表現すると
国技が外国人の参入で
変容するとのイメージを
与えかねない。
その意味でも
相撲文化になじみ
部屋生活に溶け込む
「大相撲
(日本)への
入門」
という表現は 的確な概念だ。
『それで 入 日本化なんや』
日本人 外国人を問わず
力士は 丁髷(ちょんまげ)を
結い 着物を着用し
礼節を
重んじるよう求められるのは
このためだ。
高見山さんは
有識者会議の席上
「弟子にアメリカ人も
日本人も関係ない
我慢と忍耐 義理と人情
大相撲社会の伝統と良さを
伝えることが僕の恩返しだ」と
指導者としての理念を
説明したと言う。
この思いを体現したのが
稽古場に掲げた
「十の心」なんや。
『素晴らしい』
(おまけ)
大相撲の師匠は
父として
おかみさんが
母となり
兄弟子たちと 兄弟として
一つ屋根の下で
疑似家族として
寝食を共にする。
しかも
多くの弟子たちは
相撲の未経験者。
高い技術をもった
選手を入団させる
他の プロスポーツとは
大きく
様相を異にする。
その輪の中に
外国人力士を
温かく迎え入れ
一から育てていくのは
これこそ
「入日本化」に ほかならない。
読売の上村記者
『えぇ記事書いてる…』と 横町の大旦那。
Posted by どんならん
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