せきもん
2018年01月01日
平成三十年(2018年)
昭和で言えば昭和93年。
せかいでもえぇのに
仙一さんが 逝ってしまいはった…
中日・阪神・楽天を
優勝させたのは 確たる
ビジョンをもってはったからやろ…
新年特大号
大阪ことば あいうえお
せ
せきもん
せきもん≒急いでする事柄
せかいでもえぇ≒急がなくてもよろしい
松鶴の落語のなかに
ちょくちょく出てくるセリフ
“せきまいで頼んマス…”
至急やってくれ
すぐ 急いで頼む。
せくは 気持ちが急ぐ…
あせる気持ちがこの言葉に入ってる…。
せいてまんねん…は
いらだってる言葉…。
いつものモーニング
そんなことより
『まだか…?』と 鍋津根長老。
『ソフトボイルドでも…えぇか?』と 喫茶店のおばちゃん。
モーニングの
ゆでタマゴの固さのこと
たんねよった…
『ハードボイルドが えぇのか?』と マスター。
『ハードボイルだど…』と 長老。
大阪弁的には 煮ぬき
黄身の部分も固くなった
カタゆで卵がハードボイルド…
ハードボイルトと言えば
“強くなければ
生きていけない”
“優しくなければ
生きる資格がない”
小説の特長として記号化された
定番のバーボン トレンチコート タバコが
小道具として用いられ
その主人公の生きざまは
1 権力に屈しない
2 感情をストレートに言わない。
3 絶望的な状況でも洒落を飛ばす。
3の
洒落をとばしたり
軽口をたたいたり
『これ せぇへんかもしれんけど…』と 長老。
『…誰…が?』と おばはん。
『マーロウ…ですやんなぁ?』と マスター。
そやなくて
『貴乃花親方…』と 長老。
ハードボイルド小説の
探偵たちの多くは
感情や状況に流されず
軟弱とは真逆な人物
妥協を嫌う生きざまで
無情なタフさをもって
筋を通す…
感情を押し殺して
表面に出さない…
どんな状況にも屈しないのが
ハードボイルドの主人公。
親方も たしかに
『人前では 弱音吐かん…』
けど…
弟子の事を おもんぱかる
思いやりある行動をとり…
黙々と自分の信念を
貫いている様子が
『ほんま ハードボイルドや…デ』
『この卵…美味い…な』と 固ゆでを
食べながら 長老が言うには
昔のすもんとりは
『たいがい純国産力士』
今は だいたいの
つかみやけど…
モンゴル勢 24人
チャイナ系 2人
ロシア系 2人
ジョージア系 2人
エジプト ブルガリアなど
8人
日本 622人くらい
各国から チャレンジ
入門してきてる…
世界の眼ぇからしたら
スモーレスラー…
これはこれで
グローバリズムの流れやから
『しかたないことかもしれんけど…』
一方
日本の若い次の世代含めて
ニホンジン力士を育成する
土台を もっとしっかりさせないと
滅んでしまう…と 考えているのが 貴乃花親方。
出稼ぎで入門する外人にしたら
神事という土台があること
なんか知ったことではない…
賞金稼ぎが
土台なんやから
それ以上のことを こちらが
望んだらアカンちゅう事…
自分がおもてるから 相手も
おもんぱかってくれるやろ…と
大和民族は 勝手に 思いこむ
くせがある…
けど
相手は なぁんも考えとらん。
今の守旧派の
親方たちのどすこい頭脳からしたら
まんまと 騙されてしまう事が
これから増えていくやろ…
なんせ 自分の代が
うまいことまわれば
後のことなんか知らん…
そんな ブルドッグ的
親方が 多いのとちゃうの?
そやから
暴力事件がきっかけやけど…
頑な姿勢で挑む貴乃花親方には
大相撲日本ファーストの信念が
あるのや…。
相撲の立ち位置として
勝ち負けの問題以前に
神事としての土台 そして
文化としての側面が存在してる。
それに対して
そんな事より まず
相撲は勝ってなんぼと言う
モンゴリアンレスラー
白鵬の考えを見れば分かる…
<品格とは 勝つこと…てか?>
ほな…
勝ってなんぼやから
ガチンコ?
けど…
それが そやない。
仲間うちで 八百屋の発想が
発生してるらしいから…
『これ問題…』
明治時代
碁うちの腕がたっしゃな
八百屋の長兵衛さんが居てた。
碁仲間の伊勢ノ海五太夫
(相撲部屋の年寄)は
長兵衛さんの商いの得意先。
碁の力は 長兵衛さんが
圧倒していたけど 商いをさせて
もらっている立場の打算で
わざと負けたりして
勝ち負けを上手にコントロール
していた。
柔軟性のある調整力をもっていた
八百屋の長兵衛
(通称 八百長)さん。
わざと 碁の手抜きをして
伊勢ノ海五太夫の
ご機嫌をとる代わりに
商いの注文は ちゃっかり
もろてたちゅうことから…
『八百長の言葉が生まれた…』
ほんまかいな?
ほんまや
これからの相撲界
『グローバリズムへの流れに
抵抗できんかも…』
グローバリズムは
相互依存関係の緊密化のこと。
気心のしれた親方同士
利権重視の共同体として
緊密に連絡しあうこと。
ひとつの部屋(ガチンコ相撲の部屋)の
単位ではなく…
協会を ひとつのシステムとして
とらえる考え方。
グローバリズムは
地球主義やから
みんなまぁるく
やっていきましょう的な
考えとみれば
内密に内密に…
まぁまぁ主義
なぁなぁ主義
例えれば
協会 第1主義にたつのが
グローバリズムと
考えると
協会の守旧派みんなで
よってたかって 赤信号でも
ちょっとぐらいの
不都合な事はフタをして
渡っていくというようなもんやな。
(蛇足)
そういう事からしたら…
相撲ファーストの
がちんこ相撲部屋は
反グローバリズムやろ…か?
正月早々
大相撲のグローバリズム
反グローバリズムて
大きなテーマや…な。
グローバリズムがすすめば
ちょんまげが
けったいや
スキンヘッドでも
えぇやろ…
尻 丸見え
おかしい。
パンツ
はかせてくれ…
タトゥーしてるけど…
えぇやろ的な
意見も
そのうちでてくる…かも。
せいては事を仕損じると言うけど
将来の大相撲のビジョン考えたら
これから先の事を考えて
今…せいて
手を打っとかな間に合わんことも多い…
『頑張れ貴乃花…』と 横町の大旦那。
昭和で言えば昭和93年。
せかいでもえぇのに
仙一さんが 逝ってしまいはった…
中日・阪神・楽天を
優勝させたのは 確たる
ビジョンをもってはったからやろ…
新年特大号
大阪ことば あいうえお
せ
せきもん
せきもん≒急いでする事柄
せかいでもえぇ≒急がなくてもよろしい
松鶴の落語のなかに
ちょくちょく出てくるセリフ
“せきまいで頼んマス…”
至急やってくれ
すぐ 急いで頼む。
せくは 気持ちが急ぐ…
あせる気持ちがこの言葉に入ってる…。
せいてまんねん…は
いらだってる言葉…。
いつものモーニング
そんなことより
『まだか…?』と 鍋津根長老。
『ソフトボイルドでも…えぇか?』と 喫茶店のおばちゃん。
モーニングの
ゆでタマゴの固さのこと
たんねよった…
『ハードボイルドが えぇのか?』と マスター。
『ハードボイルだど…』と 長老。
大阪弁的には 煮ぬき
黄身の部分も固くなった
カタゆで卵がハードボイルド…
ハードボイルトと言えば
“強くなければ
生きていけない”
“優しくなければ
生きる資格がない”
小説の特長として記号化された
定番のバーボン トレンチコート タバコが
小道具として用いられ
その主人公の生きざまは
1 権力に屈しない
2 感情をストレートに言わない。
3 絶望的な状況でも洒落を飛ばす。
3の
洒落をとばしたり
軽口をたたいたり
『これ せぇへんかもしれんけど…』と 長老。
『…誰…が?』と おばはん。
『マーロウ…ですやんなぁ?』と マスター。
そやなくて
『貴乃花親方…』と 長老。
ハードボイルド小説の
探偵たちの多くは
感情や状況に流されず
軟弱とは真逆な人物
妥協を嫌う生きざまで
無情なタフさをもって
筋を通す…
感情を押し殺して
表面に出さない…
どんな状況にも屈しないのが
ハードボイルドの主人公。
親方も たしかに
『人前では 弱音吐かん…』
けど…
弟子の事を おもんぱかる
思いやりある行動をとり…
黙々と自分の信念を
貫いている様子が
『ほんま ハードボイルドや…デ』
『この卵…美味い…な』と 固ゆでを
食べながら 長老が言うには
昔のすもんとりは
『たいがい純国産力士』
今は だいたいの
つかみやけど…
モンゴル勢 24人
チャイナ系 2人
ロシア系 2人
ジョージア系 2人
エジプト ブルガリアなど
8人
日本 622人くらい
各国から チャレンジ
入門してきてる…
世界の眼ぇからしたら
スモーレスラー…
これはこれで
グローバリズムの流れやから
『しかたないことかもしれんけど…』
一方
日本の若い次の世代含めて
ニホンジン力士を育成する
土台を もっとしっかりさせないと
滅んでしまう…と 考えているのが 貴乃花親方。
出稼ぎで入門する外人にしたら
神事という土台があること
なんか知ったことではない…
賞金稼ぎが
土台なんやから
それ以上のことを こちらが
望んだらアカンちゅう事…
自分がおもてるから 相手も
おもんぱかってくれるやろ…と
大和民族は 勝手に 思いこむ
くせがある…
けど
相手は なぁんも考えとらん。
今の守旧派の
親方たちのどすこい頭脳からしたら
まんまと 騙されてしまう事が
これから増えていくやろ…
なんせ 自分の代が
うまいことまわれば
後のことなんか知らん…
そんな ブルドッグ的
親方が 多いのとちゃうの?
そやから
暴力事件がきっかけやけど…
頑な姿勢で挑む貴乃花親方には
大相撲日本ファーストの信念が
あるのや…。
相撲の立ち位置として
勝ち負けの問題以前に
神事としての土台 そして
文化としての側面が存在してる。
それに対して
そんな事より まず
相撲は勝ってなんぼと言う
モンゴリアンレスラー
白鵬の考えを見れば分かる…
<品格とは 勝つこと…てか?>
ほな…
勝ってなんぼやから
ガチンコ?
けど…
それが そやない。
仲間うちで 八百屋の発想が
発生してるらしいから…
『これ問題…』
明治時代
碁うちの腕がたっしゃな
八百屋の長兵衛さんが居てた。
碁仲間の伊勢ノ海五太夫
(相撲部屋の年寄)は
長兵衛さんの商いの得意先。
碁の力は 長兵衛さんが
圧倒していたけど 商いをさせて
もらっている立場の打算で
わざと負けたりして
勝ち負けを上手にコントロール
していた。
柔軟性のある調整力をもっていた
八百屋の長兵衛
(通称 八百長)さん。
わざと 碁の手抜きをして
伊勢ノ海五太夫の
ご機嫌をとる代わりに
商いの注文は ちゃっかり
もろてたちゅうことから…
『八百長の言葉が生まれた…』
ほんまかいな?
ほんまや
これからの相撲界
『グローバリズムへの流れに
抵抗できんかも…』
グローバリズムは
相互依存関係の緊密化のこと。
気心のしれた親方同士
利権重視の共同体として
緊密に連絡しあうこと。
ひとつの部屋(ガチンコ相撲の部屋)の
単位ではなく…
協会を ひとつのシステムとして
とらえる考え方。
グローバリズムは
地球主義やから
みんなまぁるく
やっていきましょう的な
考えとみれば
内密に内密に…
まぁまぁ主義
なぁなぁ主義
例えれば
協会 第1主義にたつのが
グローバリズムと
考えると
協会の守旧派みんなで
よってたかって 赤信号でも
ちょっとぐらいの
不都合な事はフタをして
渡っていくというようなもんやな。
(蛇足)
そういう事からしたら…
相撲ファーストの
がちんこ相撲部屋は
反グローバリズムやろ…か?
正月早々
大相撲のグローバリズム
反グローバリズムて
大きなテーマや…な。
グローバリズムがすすめば
ちょんまげが
けったいや
スキンヘッドでも
えぇやろ…
尻 丸見え
おかしい。
パンツ
はかせてくれ…
タトゥーしてるけど…
えぇやろ的な
意見も
そのうちでてくる…かも。
せいては事を仕損じると言うけど
将来の大相撲のビジョン考えたら
これから先の事を考えて
今…せいて
手を打っとかな間に合わんことも多い…
『頑張れ貴乃花…』と 横町の大旦那。
Posted by どんならん
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