さっぱわやや

大阪ことば　あいうえお

さ

さっぱわやや

ところで…
横田慎太郎選手の…話が　でてこんのは
球団広報として…
おかしいのんと…ちゃう？

おおぜいのファンが　心配してるのやから…

こちら道修町研究所

鳴尾浜に虎マイナーの観戦に出かけた
赤星副部長。

『さっぱわやや…』

こっちの晋太郎
藤浪投手が　投球術を忘れて
健忘症になってしもた…？

さっぱわやや≒まったく残念至極

これで　
『優勝無理…』と　庶務のドンふら子。

それもそやけど
立ち直れるかどうか
『深刻…』と　副部長。

プロ野球界は　年々変容してる。

覚えなあかん技術の
取捨選択で　進化するどころか
　
ラビリンスに迷い込む選手も
増えているのとちゃうやろか…

迷宮界入り
藤浪投手も　そのひとり。

本人が言うには
メンタルが　どうこうより
　
フォーム的におかしくなったところを
自分で直せないことが　
問題の第一や…と　言うて

少年野球から今まで　投手として
ストライクを取るという　
当たり前のことが
できてきたんやけど…

それが…できなくなっている…と。

藤浪投手には輝かしい
実績があるから
コーチ陣も

きっかけつかめば…
『そのうち　立ち直るやろ…』と

つまり
指導なんかしてないと思う。

放置しておけば　壁は　
ますます　たかくなり　
分厚い壁に　なっていく。

そんな壁　根性で破れ…と
虎　OBが言うけれど
『そういう古い根性論では　どもならん』と
経理女子は　手厳しい。

つまり　本人が言うてる
メンタルがどうこういうより…

自分の乱調は
『メンタルの問題では　無いとしてる　
実は　これ　が　問題…』と　副部長。

フォームの
おかしくなったところを
自分で直せない…

『これ　確実に　メンタルの問題』と
経理女子が　指摘。

そのことに　気ぃつかな…
フォームは　もどらん。

ロボットとちゃうねんから…
『メンタルの手入れ　しっかりせな…』

藤浪の面倒を　このところ
福原投手コーチが　診ているらしい。

フィジカル面の修正
ポイントを指導する時

言わんでもわかっているやろけど…
『軸足の…うんぬんかんぬん』と　コーチ。

わかってます…

言われなくても　　
『わかっています…わかっています』と　藤浪。

普通のオオサカジンも　生活のなかで
『わかっています…わかってる』と
反応することが　日常に多くあるけど…

例えば　タバコ

身体に悪いから　
『禁煙したんとちゃうのん…』

喫うてるとこをみつけられた喫煙家
『わかってる　わかってる』

この　わかっている…と　
口で返事しているけど…
　
わかっているなら　
行動すればよいのだが…

それが出来ない。

つまり　　
頭で　
わかっていない事なんやナ。

だいぶん前のベストセラー
養老孟司のバカの壁のなかに…

わかっているは
わかっていない

そんな意味の事が
書いてあったような気がする。

つまり　
藤浪投手は　コーチの
いう事なんか…聞いとらん。

たぶん…

その事を　メッセが心配して　
注意したら…

藤浪は　
わかってます　と　答えたらしいけどな。

わかってま…と　
オオサカベンで答えたんやったら
病状は軽いが…
真面目に答えたらしいから…なぁ…

（蛇足）

藤浪投手が　初めに壊すべき壁は
自分自身の中にあるバカの壁…。

…？

そのためには…

わかってる　わかってますと
言わんこっちゃ
　
メンタルどうこうより…

メンタルを軽くみるような事
言わんこっちゃ

『確実に　メンタル問題なんや…』と
横町の大旦那も　指摘してる。

メンタルトレーナーが　阪神に
いてるのかどうか　知らんけど…

現場のコーチレベルではのうて
GMに　考えてもらわなアカン問題や…。

わかってる　わかってる…てか。

さっぱわやや…昔も今も　虎のドンぶり根性論