おれへん

大阪言葉　あいうえお　お

おれへん

正力松太郎賞に　
今年は日ハム
祝　栗山監督受賞

いつものモーニング

鍋津根長老が　ドアを開けたけど…
返事がせん。

せん≒しない

誰も？　
『おれへんのか…？』
ここ
『おれへんのです…ワ』と　マスター。

おるのにおれへん…て
『なんやねん？』と　長老。

カウンターの上からのぞくと
マスターの頭が見えた。
下のほうについてる
食器釣りの取っ手が
金属疲労してるので　
折ってるところらしい。

『おれへんて　…もっと下に
おれへんか…』と　長老。

『それが　下れへんねん』と　マスター。

おれへん≒居ない
おれへん≒折れない
下れへん≒下りられない

オオサカジンの言葉が　
おもろいのか
発想がおもろいから…
おもろい言葉を使うのか…

『鶏と卵の関係みたい…』

『大昔から　鶏が先か卵が先か…と　
論争が　続いてきてるけど…』

解明したら　勿論　ノーベル賞級や。

科学者の間で　論争が続き
極めつけの答えがでてこない。…

そこから　
鶏たまごと言うのは…
『そんな事考えても　わからん…
しょうむない事の堂々巡りのことを意味する…』

凡人は　それですむけど
生物科学の研究者は　
毎日毎日　どっちが先か　研究してるのやデ。

オオサカジンの言葉は　おもろい。
おもろい言葉を使うから
オオサカジンがおもろくなってしまうのか？

いやいや　
オオサカジンが使うから

使う言葉がおもろくなってしまうのか？

どっちにしても
おもろないオオサカジンは　おれへんな。

ニワトリたまご　
プロ野球で言うたら二刀流の大谷選手が　
おったから　栗山監督が評価され…
大谷がおれへんかったら　日本一にはならんかったやろ…

いやいや
　
栗山監督が　起用方法を工夫して
育てたから大谷投手は　
打撃でも一流の活躍ができたのや…

ニワトリたまご　どっちでもえぇけど…
　
オオサカの
けったいで　おもろい話
4320万円の…『たこ焼き器』

マンション買えるような金額の
たこ焼き器

高島屋大阪店で展示販売
されてる純金製のたこ焼き器　
直径２１㎝　重さ３kg。

15ヶのたこ焼きが　ほんまに焼ける。

他域の人には　絶対わからん　
おもろいオオサカジン。

マスコミ取材用に
４３２０万円のたこ焼き器で
たこ焼き　焼いてた。

太閤秀吉の金箔の茶室は
傲慢な発想やけど…

純金製のたこ焼き器が
売られてるちゅうのが　オオサカの　おもろさ。

こんなもん売るやつ　他におれへんやろ。

（蛇足番）

売れたら　売れたで
話題になるし
売れ残ったら　売れ残ったで
また　ニュースになる
純金のたこ焼き器。
４３２０万円　どや…買うか…

『オオサカジンのおもしろさは　
イリュージョン発想出来ることや…』と
横町の大旦那。