わざして

大阪ことば　あいうえお　わ
わざして

阪神　神がかり的な開幕
3連勝…なにかがついてるのやろ。

いつものモーニング

何回も言うようやけど…
楽すれば…
『簡単にいれる事　出来ますけど…』と　
マスター　集中して　珈琲いれてる。

『楽すれば　楽がわざして
楽ならず…やな…』と　鍋津根長老。

仕事は　なんでも
『そうとちゃいますか？』と　喫茶店のおばちゃん。

いったん手抜きしてしまうと…
楽なほうに楽なほうに　なってしまう。

富山の薬売りの行商人が　
『上手い表現してる…』と　長老。

『…？』

天満の天神さんの境内の石碑

[　楽すれば　楽がわざして楽ならず
楽をせぬ身は　はるか楽々　]

わざして≒害になって

元横綱の北の富士さんの　
大阪場所の解説

アナウンサー
『この頃　（力士の）怪我多いですね』

北の富士
『体が大きすぎる…体重がすごいもんね』

太った身体がわざわいになっている。

『どうしてでしょう？』と　アナ。

すもう取らんと
栄養のとりすぎ　食べすぎで
体はデカくなるが…

基本のぶつかり稽古が少ないため
その身体を支える
『ひじひざなんかが　鍛えられて
いないのでしょうねぇ…』と　北の富士。

楽がわざして楽ならず…や。

グルグルグルコサミンだけでは　鍛えられん…のやデ。

（蛇足番）

問題はもひとつあって…

相手に怪我を負わせてしまうような
相撲を取る力士が増えている…

大相撲は神事であることを
徹底させなアカン。

ひじ打ち　平手うちの類いで　
出血することなんか…
本来の相撲ファンは見たくもない…のやから。

わざしてる
『親方衆　しっかりせぇ…』と　横町の大旦那。