ねぶため

大阪言葉　あいうえお　ね
ねぶため

いつものモーニング

ねぶた目して　
『どないしはりましたん…』と　喫茶店のおばちゃん。

ねぶため≒眠たそうな目つき

撮りだめしとった
『落語のビデオみてたら明け方に…』と
向こうの町会の鍋津根長老。

『そういえば　長老のねぶた目の顔…
誰かに似てる…』と　マスター。

『ねぶた目言うたら…笑福亭福笑や』

彼の創作落語　憧れの甲子園
　
夜中に聴いてたら迷惑ちゃいますのん…
家の人も迷惑やろ…

笑ろたら　あかんからマスクして
イヤフォンで聴いてる。

声出して笑ろたらアカンから
頭の中でわろてる…

『想像するから　余計にめちゃおもろい』と　長老。
おすすめ落語やデ。

さんまの師匠の笑福亭松之助の
落語も味があるなぁ…

『とぼけた味にさんまが共鳴して
弟子になったんやろか…』

松之助は　弟子に名前を付ける時
『お前の家は何してる…』

『自転車屋です』
『ほな…明石家サドル』

『水産加工…』
『ほな　明石家さんま』

ほんまかいな？
ほんまみたいやデ

（蛇足番）

淀川三十石の船唄に　
ねぶた目が出てきますな。

ねぶたかろけどねぶた目さませ
ここは大坂八軒家
やれさ　よいよいよーい

『三十石船夢の通い路
上方ならではの落語や…』と　横町の大旦那。