ぬけそかます

大阪言葉　あいうえお　ぬ
ぬけそかます

虎の
藤浪と
ハムの
大谷の甲子園での戦い

どっちも素晴らしい才能や…
華があるがな。

いつものモーニング

それに較べて
芝居出てるのに　寝過ぎて
『すっぽかしたタレントがおったな』と　
喫茶店のおばちゃん。

昔で言うたら
『ぬけそかましよった…や』と　鍋津根長老。

ぬけそかます≒無断で逃げだす

芝居興行に出てる役者は大変や…
『心筋梗塞でも舞台に立とうとするのやから…』

それより　もっと大変なのは
『急に代役を頼まれた宮沢りえや…』と
おばちゃん。

吉本新喜劇やったら　どないでも
『融通つくのやろけど…』

『なんせ　三谷幸喜　野田秀樹が
からんでる芝居や…』と　マスター。

休んでしもた
『天海祐希も辛い…デ』と　長老。

たかじんもツライことやろ…

こちら道修町研究所

『ぬけそかましの　一番は…』と　赤星副部長。
『そんな一番　あるのん…？』と
庶務のドンふら子。

笑福亭一門の六代目の名跡…
この松鶴の名跡を　子の枝鶴に継がせる
準備がすすんでいたんやけど

なんと
『親父の一周忌　ぬけそかました…』

『法事行けん時　あるがな…』と　関本課長。

法事いうても興行なんやデ…。

六代目松鶴　一周忌興行の時に…
ぬけそかましよった。

『破門…』

プレッシャーにつぶされた…レベルやから　
継がんでよかったな。

（蛇足番）

藤浪・大谷選手は　プレッシャーが
『エネルギーになるような顔してる…』と　横町の大旦那。