もみない
2023年05月28日
大阪ことば あいうえお
も
もみない
こちら道修町研究所
関本課長の取材まわり
いつもの喫茶店にて
私は これ アカンねん
「これ 食べてみて‥」と
OOB(オオバァ)さんが
なにやら 小袋を マスターに‥
「もみない もん?」と
YOB(若いバァ)さん。
もみないことは無い。
「その逆 評判の手土産やで」
もみない=もむない
=美味くない
もみ無いことはない
=うまい=いける
横から ナベツネ長老が
のぞいて‥
「それ 粟玄やんか‥」
粟玄
=住吉の粟おこし屋さん。
粟おこしは
細かく砕いた米 生姜
ごまなどを混ぜ水飴などで
固めたお菓子。
オオサカジンが
昔から食べていた
古典的伝統的な菓子。
粟玄の粟おこしは
カリッと焼かれたアーモンドを
生クリームとコーヒーで
包み 数粒ずつ まとめて
キャラメルコーティング。
高いがうまい うまいが
「この住吉の店まで
行かんことには
買われへんから‥なんぎや」と 長老。
OOBさん なんで
「食べはらへんのん?」と マスター。
はぁ
「歯ぁに 挟まるからやなぁ‥」と
YOBさんが 代わりに答えよった。
その時 関本課長の携帯に
着信音 アッ 会議の時間や
遅れる旨 メールして帰社。
庶務のドン・トラ子と
オォ〜ン岡田所長が
なにやら 調べもんしてる。
オォ〜ン
今度の得意先会議の時
手渡す 粗品
なんか えぇもんないか
思案してるとこや‥
「ほな 粟玄どないです?」と
関本課長が 取材まわりで
耳にいれてきた情報を
早速 言うと‥
オォ〜ン
「えぇ線ついてくがな‥」と
岡田所長 言うたけど
その次のセリフ言わんと
所長席にもどってもた。
庶務のドン・トラ子に
「何でやろ?」と 聞くと
オォ〜ン岡田所長の
「歯並びみてみ‥粟玄
旨いけど 歯ぁに
挟まってしまうがな‥」
それで 返事がなかったんやな。
(蛇足)
大阪名物 岩おこしは
江戸時代から 粟ではなく
お米を砕いて作っている。
粟より高価な お米をわざわざ
粟状に加工して
粟おこしと いうところに
粋なオオサカジンの心意気が
みられます‥とは
創業1805年の
あみだ池 大黒さんの
HPに 書いてあった。
ついでに
大阪名物になったのは
ロシアと戦った日露戦争の時
兵隊さんに配るお菓子として
あみだ池 大黒が
大量発注を 受けた。
それを食べた兵隊さんが
粟おこしは 大阪名物やと
認識したため
全国区に
なったんやてぇ。
ついでに
粟おこしと
岩おこしの違い。
粟おこしよりお米の粒を
さらに細かくすることで
独特な岩のような硬さがでる。
コクのある黒砂糖の甘さに
シャープな生姜の辛さが
マッチして 絶妙な味わい‥
「これも 大黒のHPに
書いてあった‥」と
横町の大旦那。
も
もみない
こちら道修町研究所
関本課長の取材まわり
いつもの喫茶店にて
私は これ アカンねん
「これ 食べてみて‥」と
OOB(オオバァ)さんが
なにやら 小袋を マスターに‥
「もみない もん?」と
YOB(若いバァ)さん。
もみないことは無い。
「その逆 評判の手土産やで」
もみない=もむない
=美味くない
もみ無いことはない
=うまい=いける
横から ナベツネ長老が
のぞいて‥
「それ 粟玄やんか‥」
粟玄
=住吉の粟おこし屋さん。
粟おこしは
細かく砕いた米 生姜
ごまなどを混ぜ水飴などで
固めたお菓子。
オオサカジンが
昔から食べていた
古典的伝統的な菓子。
粟玄の粟おこしは
カリッと焼かれたアーモンドを
生クリームとコーヒーで
包み 数粒ずつ まとめて
キャラメルコーティング。
高いがうまい うまいが
「この住吉の店まで
行かんことには
買われへんから‥なんぎや」と 長老。
OOBさん なんで
「食べはらへんのん?」と マスター。
はぁ
「歯ぁに 挟まるからやなぁ‥」と
YOBさんが 代わりに答えよった。
その時 関本課長の携帯に
着信音 アッ 会議の時間や
遅れる旨 メールして帰社。
庶務のドン・トラ子と
オォ〜ン岡田所長が
なにやら 調べもんしてる。
オォ〜ン
今度の得意先会議の時
手渡す 粗品
なんか えぇもんないか
思案してるとこや‥
「ほな 粟玄どないです?」と
関本課長が 取材まわりで
耳にいれてきた情報を
早速 言うと‥
オォ〜ン
「えぇ線ついてくがな‥」と
岡田所長 言うたけど
その次のセリフ言わんと
所長席にもどってもた。
庶務のドン・トラ子に
「何でやろ?」と 聞くと
オォ〜ン岡田所長の
「歯並びみてみ‥粟玄
旨いけど 歯ぁに
挟まってしまうがな‥」
それで 返事がなかったんやな。
(蛇足)
大阪名物 岩おこしは
江戸時代から 粟ではなく
お米を砕いて作っている。
粟より高価な お米をわざわざ
粟状に加工して
粟おこしと いうところに
粋なオオサカジンの心意気が
みられます‥とは
創業1805年の
あみだ池 大黒さんの
HPに 書いてあった。
ついでに
大阪名物になったのは
ロシアと戦った日露戦争の時
兵隊さんに配るお菓子として
あみだ池 大黒が
大量発注を 受けた。
それを食べた兵隊さんが
粟おこしは 大阪名物やと
認識したため
全国区に
なったんやてぇ。
ついでに
粟おこしと
岩おこしの違い。
粟おこしよりお米の粒を
さらに細かくすることで
独特な岩のような硬さがでる。
コクのある黒砂糖の甘さに
シャープな生姜の辛さが
マッチして 絶妙な味わい‥
「これも 大黒のHPに
書いてあった‥」と
横町の大旦那。
Posted by どんならん
at 12:24
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