どやされる
2017年07月29日
大阪ことば あいうえお
と
どやされる
こちら道修町研究所
どんな職業でも
見習い期間は上の人から
どやされながら
仕事を覚えていく…
『ふんどし担ぎ…』と 赤星副部長。
『何です?』と 隼太主任。
仕事がまだ半人前の者のことを
ふんどしかつぎ…と 呼ぶ。
もともとは
関取の褌を持ち運びする
序二段以下の力士こと。
『開け荷で…な』と 経理女子。
一般家庭での収納ボックスは
たいがいプラ製や。
大相撲力士は
化粧まわし 締め込み 着替えなど
明け荷(行李)にいれて 持ち運び。
言うなれば 関取の旅行カバン。
相撲をとるのに…
『必要なもんは…』と 副部長。
そら…
『なんちゅうても…根性…』と 主任。
根性なくても 相撲は取れる…
何がなくても…
『ふんどしは 必要…』と 庶務のドンふら子。
そらそやな。
外人相撲力士は
相撲ベルトと言うてるらしい。
『人のふんどしで相撲を取る
てな 言い方もあるナ』
他人のものをつこて
自分の目的にちゃっかり役立てる
ずっこい人間に対して言う諺。
関取の廻し(まわし)は
絹で作られている高価な品物。
幕下以下の力士は
消防署のホースみたいな
かたさの堅い木綿布のまわし。
素人が腰に巻くと
『かっこにならん…』と 川藤顧問。
『巻いたことあるんかいな』と 経理女子。
昔やけど…
宇良が卒業した相撲部の
まわし借りて
まいたことあるけど
かっこにならんかった。
相撲体型の身体ちがうから
まわしが 締めあがらん
『かっこ悪い ゆるふん』と 顧問。
ゆるふんの力士は
相手を不利に陥れると見られて
もっとも戒めなアカン行為とされている。
力士になる修行ほど
『つらいものは無いらしい…』と ふら子。
稽古場のぶつかり稽古は
みていられないほど 過酷な練習。
力を抜くと 親方に
どやされる。
どやされた≒どなられた
土俵の砂が 汗の体に
べったりついて
もぅ1丁 もぅ1丁と
ぶつかっては ころがされる。
息があがって 空気をすうのも
たいへんな様子…
自分の心臓は 自分の手を
にぎりしめたぐらいの
大きさやから
でかい力士の心臓が
特別にでかいということは無い。
ぶつかり稽古は
まぁるくころがる
受け身の体勢が
無意識にできるようになるまで
何度も何度も
ころがりながら 身体に
覚えさせているのや。
身につけなければ
怪我をしてしまう。
またワリも できるまで
徹底的にやらされる。
これが出来なければ
大怪我してしまう。
でかい力士でも
バレリーナのように180度
開脚が出来る…
ウィキペディアの情報を見ると…
ガガちゃん(臥牙丸)は
大相撲を 厳し過ぎる世界と
認識していたらしい。
その認識は 正解なのやが…
入門をためらっていたところ
師匠の木瀬親方が
稽古も私生活も自主性に
任せると おおらかな姿勢で
迎えてもらったので 入門したそうや…
であいがしら
どやされていたら
臥牙丸は 國にすぐに
帰ってしもたことやろ。
臥牙丸は 負けた時の表情が
なんとも 寂しそう。
溜息つきながら
引き下がる姿に 哀愁が漂い…
215㎏の大男が 小さく見えてしまう。
遠い遠い異国の地の異文化の
特殊な世界に飛び込んでくる決断は
『並大抵のもんでは無いやろ…』と 副部長。
ブルガリアの碧山も そのひとりや。
関脇以上との取組が
無かったにしても
前頭8枚目の巨漢力士
碧山(アオイヤマ)が
名古屋場所 13勝2敗で頑張った。
つい最近 ブルガリア美人と
結婚したのやが…
このことで心機一転したとみえて
突きおしの
えぇ形が今場所は出た。
相撲界の隠語で 美人のことを
金星というのやが…
碧山は 実生活のなかで金星を
射止めたのや。
(蛇足)
碧山は 横綱を倒して
ほんまの 金星をとりたいという
欲がでてきたから
膝が悪化しないかぎり
大いに期待できる取り口になってきてる。
鶴竜 稀勢の里あたりが
『金星を進呈するかもわからん…』と
横町の大旦那。
油断ならん碧山 栃ノ心
まだまだやれる臥牙丸 大砂嵐 魁聖
異国の地で どやされながら 頑張れ。
と
どやされる
こちら道修町研究所
どんな職業でも
見習い期間は上の人から
どやされながら
仕事を覚えていく…
『ふんどし担ぎ…』と 赤星副部長。
『何です?』と 隼太主任。
仕事がまだ半人前の者のことを
ふんどしかつぎ…と 呼ぶ。
もともとは
関取の褌を持ち運びする
序二段以下の力士こと。
『開け荷で…な』と 経理女子。
一般家庭での収納ボックスは
たいがいプラ製や。
大相撲力士は
化粧まわし 締め込み 着替えなど
明け荷(行李)にいれて 持ち運び。
言うなれば 関取の旅行カバン。
相撲をとるのに…
『必要なもんは…』と 副部長。
そら…
『なんちゅうても…根性…』と 主任。
根性なくても 相撲は取れる…
何がなくても…
『ふんどしは 必要…』と 庶務のドンふら子。
そらそやな。
外人相撲力士は
相撲ベルトと言うてるらしい。
『人のふんどしで相撲を取る
てな 言い方もあるナ』
他人のものをつこて
自分の目的にちゃっかり役立てる
ずっこい人間に対して言う諺。
関取の廻し(まわし)は
絹で作られている高価な品物。
幕下以下の力士は
消防署のホースみたいな
かたさの堅い木綿布のまわし。
素人が腰に巻くと
『かっこにならん…』と 川藤顧問。
『巻いたことあるんかいな』と 経理女子。
昔やけど…
宇良が卒業した相撲部の
まわし借りて
まいたことあるけど
かっこにならんかった。
相撲体型の身体ちがうから
まわしが 締めあがらん
『かっこ悪い ゆるふん』と 顧問。
ゆるふんの力士は
相手を不利に陥れると見られて
もっとも戒めなアカン行為とされている。
力士になる修行ほど
『つらいものは無いらしい…』と ふら子。
稽古場のぶつかり稽古は
みていられないほど 過酷な練習。
力を抜くと 親方に
どやされる。
どやされた≒どなられた
土俵の砂が 汗の体に
べったりついて
もぅ1丁 もぅ1丁と
ぶつかっては ころがされる。
息があがって 空気をすうのも
たいへんな様子…
自分の心臓は 自分の手を
にぎりしめたぐらいの
大きさやから
でかい力士の心臓が
特別にでかいということは無い。
ぶつかり稽古は
まぁるくころがる
受け身の体勢が
無意識にできるようになるまで
何度も何度も
ころがりながら 身体に
覚えさせているのや。
身につけなければ
怪我をしてしまう。
またワリも できるまで
徹底的にやらされる。
これが出来なければ
大怪我してしまう。
でかい力士でも
バレリーナのように180度
開脚が出来る…
ウィキペディアの情報を見ると…
ガガちゃん(臥牙丸)は
大相撲を 厳し過ぎる世界と
認識していたらしい。
その認識は 正解なのやが…
入門をためらっていたところ
師匠の木瀬親方が
稽古も私生活も自主性に
任せると おおらかな姿勢で
迎えてもらったので 入門したそうや…
であいがしら
どやされていたら
臥牙丸は 國にすぐに
帰ってしもたことやろ。
臥牙丸は 負けた時の表情が
なんとも 寂しそう。
溜息つきながら
引き下がる姿に 哀愁が漂い…
215㎏の大男が 小さく見えてしまう。
遠い遠い異国の地の異文化の
特殊な世界に飛び込んでくる決断は
『並大抵のもんでは無いやろ…』と 副部長。
ブルガリアの碧山も そのひとりや。
関脇以上との取組が
無かったにしても
前頭8枚目の巨漢力士
碧山(アオイヤマ)が
名古屋場所 13勝2敗で頑張った。
つい最近 ブルガリア美人と
結婚したのやが…
このことで心機一転したとみえて
突きおしの
えぇ形が今場所は出た。
相撲界の隠語で 美人のことを
金星というのやが…
碧山は 実生活のなかで金星を
射止めたのや。
(蛇足)
碧山は 横綱を倒して
ほんまの 金星をとりたいという
欲がでてきたから
膝が悪化しないかぎり
大いに期待できる取り口になってきてる。
鶴竜 稀勢の里あたりが
『金星を進呈するかもわからん…』と
横町の大旦那。
油断ならん碧山 栃ノ心
まだまだやれる臥牙丸 大砂嵐 魁聖
異国の地で どやされながら 頑張れ。
Posted by どんならん
at 12:29
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