ぬかす

大阪言葉　あいうえお　ぬ
ぬかす

甲子園藤浪投手
祝１勝　勝利やデ。

いつものモーニング

災害は忘れたころに
やってくる…

向こうの町会は　いつも　
『ゴタゴタしてるな…』と　言うてる
とこに　鍋津根長老がやってきた。

『何もめてますねん…』と　マスター。
避難訓練のやり方が
どうたらこうたら…
『ぬかすおばはんがおるのや…』

ぬかす≒言いよる

意見やから
『しょうがおまへんやないか…』と
喫茶店のおばちゃん。

『意見やのうて…理屈あわん話
持ちだしよるのや…』と　長老。

そんな時　どないしますねん？

『なんなとぬかせ…と　言うて帰ってしまう…』

どっちもどっちやなぁ…

こちら道修町研究所

防災意識の低いエリアということで
関係行政から　イエローカードが出てる。

赤星副部長が　
『避難訓練の初歩の初歩から確認するデ…』
『初歩の初歩て…』と　不満そうな関本課長。

ほなら　小学校で避難訓練の時の
『おはしも』

『これ　何か判るか…？』と　副部長。

逃げる時
『お箸も忘れずもって逃げること』

ちゃう
お箸なんか　忘れてもえぇ…

『オは　おさない』と　副部長。

『ハは　なんや？』
『ハは　歯をみがく』
『アホ避難訓練中にするか』

『ハイハイ…ハは　走る』と　ドンふら子。
『まちがい　ハは　走らない…や』

『ぬかされるがな…』と　ふら子。

ぬかす≒追い抜く

『シは　しゃべらない』

ほな　オ・ハ・シ・モの
『モは　なんや…？』

（蛇足番）

避難時
これが一番大切かもしれん…

『モは　もどらない…ことやデ』と
横町の大旦那。