のぉがきたれる
大阪言葉 64
あいうえお の
のぉがきたれる
福留のサイクル安打 どないや…
たいがい難しいのに…
2回目言うのやから…
本塁打 ヒット 三塁打 二塁打
『そうそう
見れるもんやない…』と
評論家の福本さん。
のぉがきたれん解説が
福本のおもろいところ。
アナ『福留 やりましたね』
福本『
うまいこと打ちよった』
いつものモーニング
目玉の
星しゃんが
久しぶりに 来よった。
心臓が悪いのに
痔ぃも悪いのに
海釣りは やめられんて…な。
『どない…身体?』と 喫茶店のおばちゃん。
どないもこないも
のぉがきたれても しょぉないやろ
『医者まかせの身体やから…』
のぉがき≒詳しい説明
釣りにいくぐらいやから
『元気なんや…』と マスター。
『いや…
鰯みたいに 弱いとこある』
『でたでた 魚話 はじまるデ』と 鍋津根長老。
冷蔵保存完備していなかった頃
新鮮なイワシも 直ぐ弱って
傷んでしまうところから
魚へんに
弱いで いわし。
『ほな
鯵は?』
鯵は 群れをなして
参集して行動するところから
魚へんに
参で あじ。
『ほな サバは 色が青いからか?』
『わかってるがな
鯖は 青い』
ほな
『くじらは みやこの魚か?』
ちゃう
中国でも くじらは
鯨。
京は 大きいということ。
一・十・百・千・万
億のつぎは兆
それより大きい数字の単位が
京
ちりめんじゃこと比べたら
それぐらい でっかいちゅうことで
魚へんに
京で
鯨。
ほな カレイは?
いよいよ 釣り師 得意の分野
のうがきのたれがいが あるがな…
鰈は 薄くて平たい魚
葉っぱみたいに ひらべっちゃい…やろ
そやから 魚へんに 葉
『草冠ついてまへんデ?』
葉っぱちゃうから 省いてしもた。
『この字 読めんやろ?』と
スポーツ紙の空いたスペースに
書いた字ぃは…
鯑
『魚へんに
希…?』
希少の希 魚へんに希?
小さなタマゴがこまかく
並んでる様子の字ぃ。
鯑
かずのこ
チャイナには無い漢字らしい。
数の子≒ニシンの子
(蛇足番)
チャイナで 漢字の
鮨は
魚の
塩辛のことらしいのやが
『魚へんに旨いと書いて 鮨(すし)
日本の
鮨は うまいから
こういう字ぃになってる…』と
横町の大旦那の うんちく話。