もったいつけとぉる

どんならん

2015年07月25日 00:00

大阪ことば あいうえお も
もったいつけとぉる

ウル虎 藤浪投手 完投やけど…
江越の一撃あってのことや。

いつものモーニング

新聞みながら
ひきこもりの子どもかかえた
『家庭多いの…やな』と 鍋津根長老。

うつ
『ドンドン増えてきてる…てな』と マスター。

『なんで…やろ』と 喫茶店のおばちゃん。

そら
格差問題やがな…なぁ…長老』と マスター。

そんなこと言うても 解決にならん。
『やることやら…な…』と 鍋津根長老。

なんです?なにを…やる?

長老 新聞で顔を隠して
もったいつけとぉる

もったいつける≒大仰な態度

もったいつけん…と 教えて』と 
おばちゃん。

それはそうともったい…て 
『なんやと思う?』

『…?』

物体(もったい)は 仏教用語。
勿体≒物体≒外見や態度の重々しさ

態度や風格 
『物の品位のことも言うらしい』

勿体ない…て 言いますな』と マスター。

もったいない
物の本来あるべき姿がなくなるのを
嘆く気持ちを表した言葉。

勿体無い≒不都合である…
そこから転じて かたじけない。


(蛇足番)

もったいないは…物の価値を十分に
生かしきらんと 無駄になった状態とか
そのようにしてしまう行為を戒める意味で…

国立競技場問題 まさにこのことや…』と
もったいないを連発してる横町の大旦那。