もったいつけとぉる
大阪ことば あいうえお も
もったいつけとぉる
ウル虎
藤浪投手 完投やけど…
江越の一撃あってのことや。
いつものモーニング
新聞みながら
ひきこもりの子どもかかえた
『家庭多いの…やな』と 鍋津根長老。
うつも
『ドンドン増えてきてる…てな』と マスター。
『なんで…やろ』と 喫茶店のおばちゃん。
そら
『
格差問題やがな…なぁ…長老』と マスター。
そんなこと言うても 解決にならん。
『やることやら…な…』と 鍋津根長老。
なんです?なにを…やる?
長老 新聞で顔を隠して
もったいつけとぉる。
もったいつける≒大仰な態度
『
もったいつけん…と 教えて』と
おばちゃん。
それはそうともったい…て
『なんやと思う?』
『…?』
物体(もったい)は 仏教用語。
勿体≒物体≒外見や態度の重々しさ
態度や風格
『物の
品位のことも言うらしい』
『
勿体ない…て 言いますな』と マスター。
もったいないは
物の本来あるべき姿がなくなるのを
嘆く気持ちを表した言葉。
勿体無い≒不都合である…
そこから転じて かたじけない。
(蛇足番)
もったいないは…物の価値を十分に
生かしきらんと 無駄になった状態とか
そのようにしてしまう行為を戒める意味で…
『
国立競技場問題 まさにこのことや…』と
もったいないを連発してる横町の大旦那。