けったい
大阪言葉 あいうえお け
けったい
温暖化の影響で寒い冬の日本…
けったいな気候やな…。
こちら道修町研究所
けったいなことに
『昼飯 おごったるわ…』と
関本課長が誘いにきよった。
けったいな≒珍しくも
『エェッ…なんちゅうこっちゃ』と 庶務のドンふら子。
『けったいな顔せんでもえぇやろ』
けったいな≒おかしな
『そやけど けったいやんか』と ふら子。
けったい≒不思議
出張の準備仮払い金を
経理でもろてるとこを見てたから…
『社費で おごってもろてるみたいやんか』
けったいな事 言うな
『それはそれ これはこれ』と 課長。
けったいな事≒おかしな事
けったいな事に
オオサカジンは
すぐに けったいけったいと言いますな。
『ほな 僕もお願いします』と 今成主任。
ほな僕も…て…けったいな奴やな
『あかん』と 課長。
けったい≒変わってる
(蛇足番)
けったいの もともとは 6本の算木で
易を占うと出てくる卦の形が
卦体。
卦は簡単に言うと吉凶のこと…。
その形が悪いと
卦体が悪い。
つまり縁起が悪いということになるのやな。
『ケッタイな事言うて それほんま?』
『
けったくそ悪い事 言うたらアカンで
ほんまのほんまや』と 横町の大旦那。
けったくそ≒卦体糞≒いまいましい事