きぃわるい
きぃわるい 大阪あいうえお き
『かまへん ほっとこ…』と
川藤顧問。
呑み屋に急ぐのに 仕事に切りがつけない
赤星副部長に対しての言葉です。
『顧問 待ってやってください』と
支店長。
『なんでや?』
『ふたりだけで呑みに行ったら…』
『どない?』
どない?≒どうなるのか?
『顧問には よう言わんけど…』
『どないやねん?』
『きぃわるい 言いますわ…僕に…』
『赤星君が そんなこと言うか…』
『僕にやったら デスヨ…』
気ぃ悪い≒感じようない≒感じ悪い
きぃは 気である 気が悪い
つまり
相手が気分を害するような言葉&態度
そこらに対して おしかえす言葉である。
(蛇足番)
大阪的なバリア言葉でんなぁ。
気ぃ悪いわ というセリフを言うのを
みていたら
たいがい嫉妬ぶかいタイプ
ですなぁ…
そんなこと言わんと…
そういうことちゃうのや…
誤解や…と
…気ぃ悪いワの言葉に対して
防御すればするほど
ますますテンションあげて
『ほんま きぃわるいわ
あぁ そうか
そういうこっちゃな…』と言うて
しまいには
『もぉ えぇわっ』と 会話の
スイッチを切ってしまいよる。
(蛇足番)
どんならん的対策
[気ぃ悪い鸚鵡(おうむ)がえし法]
『気ぃわるいワ』と 言うセリフには
同じ言葉をなぞったらえぇんです。
『こっちも 気ぃわるいで…
そんなこと言うたらあかん
ほんま 気ぃわるい』と…
どんならんセオリーですな…。