オオサカジン

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ふりうり

2014年12月25日

大阪ことば あいうえお ふ
ふりうり

こちら道修町研究所

 一心太助みたいな男は
オオサカには おらん…

道修町にも 車でメロンパン売りに
来てたけど『最近 知らんな』と 今成主任。

『さぶいからやろ…』と 庶務のドンふら子。

ふりうりは 商人の基本や…な』と 赤星副部長。

『なんです?』

ふりうり≒口上を述べながら
町をながしながら商売すること。


夏になれば 昔は金魚売りやら風鈴売り
今でも わらびもちは 回ってくる…。
冬は やきいも屋。 

東京では 朝早く ちりんちりんと
鈴ならして 納豆うりがまわってた。

トーフーという音をだして
らっぱ吹きながら豆腐屋がまわって
きてくれたけど…もうないやろ…

今でも さおだけ屋やら灯油販売の車が…

包丁やら鋏を研いでくれる砥ぎ屋さんは
 トギートギーと言うて回ってきてるデ

ふりうりは 客と触れあいしながら
売りもんを売る触れうりが なまった
んやてぇ… 

前うしろのタライに商売の魚をいれ天秤棒で 
江戸中をまわり 
『威勢の良いたんかを切る一心太助

ぼてふりのシンボルやけど…


(蛇足番)

司馬遼太郎さんが 言うには
太助がどんなに 正義づらしてタンカを
切っても そんなんあきません…と。

何でか言うたら…
大久保彦左衛門という大物を
後ろ盾にして…タンカを切ってる。

『司馬先生 えぇとこ突かはりますな…』と 横町の大旦那。

Posted by どんならん  at 00:00 │Comments(0)

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どんならん≒筆者
どんならん
〔どんならん…〕
そんな事 ゆるせんな
そんな時つぶやく
捨て言葉。




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